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ロレックス各部の機能について

ロレックスは、モデルによっては沢山の針や竜頭がついていて複雑に見えますが、それぞれには固有の役割があります。複数の機能を可能な限りシンプルにまとめたデザインですから、それぞれの機能や使い方を知れば、無駄を省いた洗練された設計である事がわかるものです。例えば、ロレックスの人気モデル、デイトナの場合は、レース用途に便利な機能が備わっています。文字盤の中央には一般的な時計と同じ時刻を示す長針、短針がありますが、秒針の代わりにクロノグラフ針がついています。

クロノグラフ針はストップウォッチ機能に利用され、竜頭の上下にあるプッシュボタンを押す事で針を動かしたり、止めたりできます。上のプッシュボタンはスタート、下のプッシュボタンはストップの機能があります。上のプッシュボタンを押すとクロノグラフ針が回転を始め、1分間に1回転します。これが何回回ったか、時計はしっかり把握しています。

クロノグラフ針が1周回って1分が経つ度に、中央右側にある30分積算計の針が1目盛り進み、30分で1周します。30分積算計が1周すると、次は中央左にある12時間積算計が半目盛り動き、12時間で1周します。このように、クロノグラフを利用すると、ストップウォッチ機能をスタートさせてからどのくらいの時間が経ったかを把握する事ができるのです。なお、秒針は文字盤の下部に小型のものがあり、スモールセコンドと言われています。

ロレックス・デイトナの機能を象徴しているのが、文字盤周囲にあるタキメーターです。1kmを何秒で走行できたかを計る事で、区間の平均時速を算出できます。例えば、自動車のスタートと同時にクロノグラフをスタートさせ、1kmを通過する瞬間にストップします。この時、クロノグラフ針が指しているタキメーターの数値が、平均時速になります。

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